悲喜交わるけど全部ひっくるめて楽しいのが田舎暮らし。

今日も今日とて作業場に篭り、ミシンでフルオーダー品を制作したり、自転車の修理をしたりといった仕事の具合です。

「自転車屋」と名乗っていますが、もうちょっと説明しやすいジャンルがないかなぁ と最近ずーっと思っている土本自転舎。


しっくりくる言葉が何かあるはずなんだが。「製造業」とか。でも制作ではなく修理も結構メインでやってるし、うーん。




フルオーダー品の制作でとても活躍しているこちら。

いつも使っている工業用ミシンと比べるととても可愛らしいミシンですが、いろんな機能があるので、パワー(糸締まり)を必要としない部分や本縫い以外においては重宝しています。


通常ラインナップのバッグについては工業用ミシン一個で全て完結するのですが、フルオーダーとなると時々登場します。


体は一つでも、機械がいくつかあると、できることが増える(当たり前か)。

そういえば店の写真をアップしていなかったような気がするのでアップ。(妻撮影。指入り)

今日は雪と雨が混じった天気です。相変わらず寒い。写真は先日のもの。

お隣の町の方からお土産をいただいた。

稲武でも買えるけど、土本は普段お菓子を買わないので、こうしていただけるととても嬉しいです。

うまい。本当にうまい。



さっき、体は一つ と言いましたが、

あぁこれからは、少ない人数でいろんなことをやらなければならない時代なんだなぁ と昨日の夕方あたりからつくづくそう思えるような体験がありました。

人口が多い時代に生きた人の「インフラやサービスに対する考え」と、僕らの世代とはやっぱり違うし、

ましてや令和を生きるうちの息子たちが大きくなった頃には、いろんなサービスがなくなり、インフラもどんどん淘汰されていくでしょう。



田舎の将来についても、もう人の力ではどうにもならなくなっている部分がたくさんあるので、いかに緩やかに仕舞い作業をするか と考えている人がたくさんいることにも、まぁ頷ける。

インフラが途絶え、道の補修が後回しにされる地域も出ているだろう。


ただ自然環境だけはずーっと残る。


やっぱり、山や海が好きで、自然環境にこそ(自分の中での)価値を感じて、田舎に住んでみたい と言う人は、何だかんだ言っても住んでみた方がいいように思う。



田舎に”積極的に”住んでいる人たちに囲まれて、その晴れやかな顔を見ていると、つくづく「よかった」と思う。

自分のやりたいことに突き進んでいる人に囲まれるのは、やはり気持ちがいいものです。



最近はブログの冒頭から「寒い」を連呼し続けていますが、「寒さ」自体は寒いから苦手ですが、「寒さを感じること」は割と好きです。

稲武に住んでるなぁ って俯瞰できるから。


ってことで、田舎暮らしが楽しいです。




では明日もよろしくお願いいたします。


豊田市稲武の自転車屋 土本自転舎

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