山歩き。
息子と一緒に山歩き っていうか、山散歩。いつもトレイルライドをしている道。
大した距離はありませんが、昔杣人が歩いた道っていうだけでなんだか思い馳せる(ときもたまにある)。
苔がいい。
川を渡るから、ここのルートを通るときは長靴を履かせていたけど、今日は川に渡る倒木を歩いて渡った。
山道を歩く人はほとんどおらず、誰も見向きもしないルートだけど、僕にとっては魅力ある道に見えるので、ぼちぼちと片付けをしながら通っている。
子供時分にこうやって歩ける山道があるっていいなぁなんて僕は思うが、果たして本人はどうだろう。ちなみに結構楽しげである。
これからコンパクトシティ化が進み、田舎のインフラは後回しにされていくのは目に見えているし、おそらくそれを止めることはできない。
田舎の景色も好きだけど、住むならやっぱり都市部 という人によく「田舎は大変そう」と言われる。
都市部の暮らしと田舎の暮らしは、区別しようと思えばいくらでも例を挙げられるが、
あえて極端に言うと、要は、
まずは買う という生活と、まずは作る という生活との違いだと思う。
僕は、作ることに自分のアイデンティティがある人間だったし、今もそうである。
別に登山をやるわけでもないが、山が好きだから山に住みたかった。
そういう人間だから、山に住むことと、音など気にせず道具をキュイーンと扱えることに魅力を感じる。
自分が好きなことをどんな形であれ体現しようとしている人に、僕はとても魅力を感じる。
意志ある行動をしている人を心から尊敬する。
意志を持った人たちの目的地の一つに「田舎」が今もどっしりと腰を据えて並ぶ。
目的地に向かう人が多いと、インフラが後回しにされていくであろう逆風の吹く田舎にとって、重みのある土台になるだろう。
なので意思はなるべく薄めず、移住者のままで、よそ者として生きています。
店の屋根の上に自転車が乗っているのがみなさん不思議でしょうが、よそ者なので、面白がってね(ハート)
では明日もよろしくお願いいたします。
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