パンプトラックの今後(読んでください)

技術が向上することで楽しさが増す というのはどんな遊びや仕事でも共通するところだと思います。


と、いきなり言いましたが、そろそろ春になりオープンの兆しがあるあけび沢パンプトラックのことを考えていたら、子どもも大人も自転車に乗る技術を向上させる のは楽しみながら広く学ぶことの一つかも と思った次第でこんなことを言っています。


コースを造成する前から、あけび沢パンプトラックでは大人が難しいこと言わずに、子どもに好きなように遊んでもらえればいいか という気持ちで1年やっていましたが、

一年を見返すと、


無言でひたすらパンプトラックに向き合う子どもたちが多かったように感じました。


僕なりの解釈ですが、彼らはカーブの曲がり方、プッシュの入れ方といった言葉にし難い目標から、スタートからゴールまでどれだけペダルを漕がずに進めるか などの言語化できる目標まで、多種なハードルと自分なりに向き合って、達成するまでは帰らん!!くらいの勢いでパンプトラックに向き合い、友達との時間をパンプトラックで過ごしていたように思います。


で、思いました。

乗り方 ハウツーを教えるってやっぱ大切だなと。


手取り足取り教えられるのを嫌がる子もいると思いますが、質問があったら答えられる大人や上手い子がいたら、それはハードルと向き合う活力になる。もっというと、周りが見てくれていることで発揮する力もあるような気がする。それは大切な学びにもなると思う。


パンプトラックがあるからには、それをやってこそだなと感じました。


とまぁ、自分があたかも高みから見下ろしているようなことを言っていますが、これは子どもから教えてもらったことです。


先日とある集まりで、パンプトラックによく来る家族のお母さんから、「パンプトラックの春のオープンが待ち遠しい」と子どもが言っていると教えてくれました。

その子は最初(誰でもそうですが)自転車に乗れなくて、でも楽しみながら真剣に自転車の練習をしていたのを僕はパンプトラックで見ていて、家でも練習をしていたようで、今ではばっちり乗れるようになったと。

それを僕に見てほしい と言っているそうです。


嬉しいのはもちろんです。それと共に、遊びを通して向上できる場所があること、そしてその学びを手助けしてくれる友達や大人がいることが、これほど重要なんだと教えてもらいました。


なので、、


「あけび沢パンプトラックの月一の「管理人が居る日」に、子どもたち(大人にも!)に教えたり、場を作ったりしたい人。ぜひ来ていただいて、共に1日を作りましょう。」


ただ一つ、最初に子どもたちに好きに遊んでもらえればいいか と言いましたが、それもとても大切だと実感しています。

というのも、自由にさせていると、自然と上の子が下の子の面倒を見るとか、自転車に乗る練習をしている子に乗れる子が付き添って一緒に練習するとか、そういった場面を目の当たりにして、

大人が介入しなくとも、いやむしろ大人が介入しないからこそ、子どもたちの中でその場の社会が出来上がるというのを何度も目にしたからです。

当然ですが、自転車に乗るだけが学びではない。


ハウツーを教える時は教える、ただなんとなーく自由に遊んでいる時も大切にする。

その辺の匙加減は、僕はまだ学び足りません。まぁ、やってくうちに学ぶだろう。

その学びも、楽しさが増す体験だろうなぁ。


とはいえまだ冬の名残がありパンプトラックはふにゃふにゃなので、もうちょっと暖かくなったらオープンという感じです。


その際は、またしっかりと告知いたします。


手助けするよ という方、ぜひお越しください!!!

土本自転舎

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