バッグの話

変わった形状のハンドルバーに取り付けるバッグを以前から試作をしていて、完成だ!と思って完成品を自転車に取り付けて、

でも、なんとなく、うーん と腑に落ちないところがありました。


それを今日発見したので、小変更を加えて満足のいくものができそうです。


とりあえず見た目はほとんど変わらないので、写真だけアップします。

全貌はまた後ほど。


SURLY MOLOKO BARというH型のハンドル専用のバッグになります。


ダート×ツーリングの立ち位置にあるハンドルというのは、こういう風に変わった形のものがあります。

それ専用のバッグは数は少ないものの販売はされていますが、使わないギミックがあったり重すぎないか?と思っていて、もっとシンプルに、かつ使いやすいものを と思い作っていました。


まずはSURLY MOLOKO BARにフィットする専用設計のバッグを製作し、そのスタイルはそのままに、他の形状のバッグに合わせたサイズのものを順次製作し、オンラインストアで販売いたします。



夏からリリースしたロールトップサコッシュは、かなり多用途でどんなシーンでも活躍するバッグです。

自転車のハンドルに取り付けられるアタッチメントや、バックパックに取り付けられるアタッチメントももうすぐリリースです。


今日ご紹介したバッグは、世の中にある変わった形状のハンドルにジャストフィットするバッグ。かなりニッチなモデルです。


ただどちらも形のシンプルさは大きな強みです。



自転車乗り以外の人にもバッグを製作したい!と意気込んでいましたが、やっぱり僕は自転車から離れられません。やっぱり自転車が軸になる。



20年ほどの自転車歴で、仕事もずっと自転車関係だったので、専門用語をずーっと喋って生きていました。どんどん視野が狭くなっていく自分に危機感を感じて、全く違う環境に身を置いて、自転車屋だけど普通の自転車屋とは全く違うやり方でやっていこうと思い、今もその気持ちは全く変わりません。

自転車屋は街中でやらないとダメだと百も承知でやっています。

ただ自転車を売って修理して終わり では自転車を取り巻く環境の将来は暗い そう感じています。


漠然とした表現ですが、日本の自転車屋にできることはもっといっぱいあるはずと思っています。

そこに向き合っていきたい。


フィールドに住み、自転車に精通している僕だから作れる、日本の自転車乗りの要望に本当にフィットするバッグを、これからも製作して皆様のお手元に届けたいです。



今後もよろしくお願いいたします。

豊田市稲武の自転車屋 土本自転舎

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