稲武は良くなっていく地域。

2日間のクラフトフェア飯田への出展が無事終わりました。

SALT WORKSの製品やさまざまなグッズを買っていただきました皆様ありがとうございました!またいろんな出会いもあり充実した2日間でした。


稲武では 歩かまい稲武というウォーキングイベントが開催され、大会前の複数の会議だけ出席して当日はクラフトフェア飯田への出店のため稲武商工会青年部のブースには立てませんでしたが、500名超の稲武好きな方々が稲武にお越しいただき、それぞれ稲武の風景を満喫されただろうと思います。

車で来ると素通りしてしまうところや、稲武の雰囲気を、歩くことで体感していただけたと思います。

これ、自転車でも同じことですが、やっぱりスローペースで山里を満喫するのは、僕ら住んでいる者でも気持ちいいものです。


歩かまい稲武は、僕らが普段から親しんでいる風景をみなさんに感じてもらえる機会でもあったのかなと思います。

多数の出展があるクラフトフェア飯田にて、目の肥えた方たちに商品を見ていただき実際にいろんな形で評価していただいたことは、今後の励みになりますし、自信につながります。



ふと、僕が10歳ごろ?に亡くなったおじいちゃんのことを思い、今生きていたら世の中を見てどう感じているのかなぁと思いました。


戦争へ赴き、三菱で技術者として生きたおじいちゃんからすると、どう見えているのか。


僕は世の中はほんの少〜しずつ良くなっていると勝手に解釈しているのですが(海外と日本との物価の違いや、戦争については度外視してはいけませんが、自分が実際に見ている範囲での世の中ということです)、世の中→稲武と規模を縮小したって結構良くなっている と思っている。

移住した2018年は人口2200人くらい。2023年現在は2000人くらい。しかし人口は減っても移住者は増えていて、縁もゆかりもない土地のことを考えてそれぞれが稲武のことを思っている。そして稲武への移住者を増やしたいということで役所も本腰入れて促進事業をスタートしている。

移住者はいろんなところからいろんなバックボーンを持って来ているので、いろんな考えがある。


昨日、稲武商工会青年部の総会にクラフトフェア飯田への出展の後に少し出席して、ひとしきり話となったのですが、稲武から事業を展開して数十年の大先輩をはじめみな一様に「いろんな考えがあっていい」という文脈の会話が起こっていて、あぁこれは稲武は良くなっていく地域だなぁと実感した次第です。


縁もゆかりもない自分を受け入れてくれて、なんなら移住者が起こしたSALT WORKSの営業を各方面にしていただける大先輩がいる稲武。


「移住者」と「在住者」

在住者 と一口に言っても、かつての移住者だったり、移住者マインドを持って動いている人もたくさんいますので、安易に分けて考えてしまうのはなんだかなぁと思っています。

移住者の僕は、10年後には在住者として10年後の移住者から見られているでしょう。

その時に「いろんな考えがあっていい」と言える柔軟さを持ち続けられるような人間でありたい。


僕は故郷と稲武しか知らないので移住コンサル(そんなのあるのか?)や移住ご意見番には一生成れませんが、上で言ったことは実感を持って思っていることです。



という具合で、ふとおじいちゃんを思い出したのであれこれ思った次第です。



では明日もよろしくお願いいたします。


豊田市稲武の自転車屋 土本自転舎

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