山。

サーフィン、ロッククライミング、ツリークライミング、登山やトレッキング、野営、渓流釣り、自転車旅、ブッシュクラフト、そしてマウンテンバイク。


もう書ききれないほどのフィールドアクティビティを深く実践し、その経験を惜しげもなくファミリーやキッズ向けに体験プログラムとして提供しているgreen grassさんからお二人と、根羽村森林組合さんからのお二人のフィールド整備に便乗して、根羽村のトレイルを歩いてきました。(雨だったので歩き)

 道中の話がとにかく面白い。サーフィンの視点、クライミングの視点、海外のフィールドスポーツの視点、林業の視点。

研究者の目線と、興行の目線。日本的な遊び方と、アメリカ的な遊び方。波に乗っていない時でもカッコいいサーファー。遊びの中毒。多岐に渡り話は尽きず、ついつい長話となるのは、それぞれがそれぞれの環境を改善するべく活動をする方達であり、それぞれがそれぞれに興味があるからでしょう。


僕は小さくフィールドの造成などをやっているけれど、単にスタート地点に立ったにすぎないと感じました。

でもこれからの課題は見えていて、それに対する自分なりの解決法もだんだんと見えてきている。それに注力しようと思いました。



近くに来たので、こないだイベントでお世話になった池の平ワンダーランドへみんなで行き、オーナーさんとひとしきり話をしました。

こちらもダートトライアルとモトクロスバイクのフィールドを作り、長年営業を続けてきたところ。


山にフィールドスポーツの歴史あり。

それは在住者がもたらす。地域外の人がもたらす。また移住者がもたらすことでもある。


トップダウン式の予算ありきでフィールドを作り、机上の利用者像をアテにして大規模にフィールドを作ったはいいけれど、利用者がいない。というのはサイクルツーリズムではよくある話で、それではないサイクルツーリズムを模索するべきだという話はだんだん出てきていると思う。


と言っている僕本人も、どうやったらいいのか悩みに悩んでいる現状です。


サーフィン、ロッククライミング、ツリークライミング、登山やトレッキング、野営、渓流釣り、ブッシュクラフト。


自転車のようにフィールドスポーツの地位を確立しきれていない立場からすると、他のジャンルの歩んできた道はとても参考になる。


そんなことを思いながら山の中を歩きました。

土本自転舎

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