告知と考察。

暖かくなってきました。

今年から米作り、養蜂を始めまして、春が結構バタバタするようになりました。こういうことができる田舎は素晴らしい。僕は、手を動かすことにこの上ない喜びを得る人間なので、田舎は性に合っています。


バッグの試作品がかなり調子が良かったので、爆速でラインナップ入りさせるために準備中です。

来月からはあけび沢パンプトラックを再開するので、それも少しずつ準備中。


あけび沢パンプトラックの管理人がいる日、まずは6月までの日程をリリースします。

HP内にパンプトラックのページもあるのでそちらもチェックしてください。

詳細は近日中にアップしますが、今年ももちろん手ぶらで参加できます。レンタサイクル・ヘルメット完備。


パンプトラックを攻略するコツもお教えしますので、スキルアップにもぜひ。

パンプトラックが楽しめるようになると、全国各地のいろいろなマウンテンバイクコースがもっと楽しめるようになります。パンプトラックは安全なスキルアップができるので、老若男女問わずおすすめです。




そういえば先日書いたブログで「繋がり」についての個人的な感想と言うか、違和感を書いたのですが、なかなかこの違和感を表現するのは難しいなぁと、改めて読み返してそう思いました。

「繋がり」の悪い面ばかりが社会に表出しているこの時代では、生きづらさの根底にあるものがなんなのか を知るにはそれなりの深掘りが必要で、

深く掘っていると、知らず知らずの間に「繋がり」の悪い面ばかりを見てしまう、そう感じました。


とはいえ、繋がりの良さもしっかりと感じているので、そこも踏まえて改めて書かなければなぁ と、少々反省している次第です。


「繋がりが生む生きづらさ」は確かに存在していて、なぜ、いつから、それが存在しているのか の答えとして、最近読んだ本の中に面白い考察がありました。


詳細に書くことは避けますが、要点だけ書くと、


江戸時代までは、縦の繋がりと横の繋がりは分かれていて、

藩士(武士)は縦の繋がりで統率をとり藩を守る代わりに給が支払われる、農民は横の繋がりで互助を生み、程度にもよるが能力によらずそれぞれが生きていけるよう助け合った。

といった具合に、繋がりの良い面が機能していた。


しかし明治維新以降、戦争に勝つために国家総動員という名目で、縦の繋がりと横の繋がりは一緒くたにされ、国家の都合のいいように繋がりが使われるようになった。

縦の繋がりによる上からの統制と、横の繋がりによる相互監視が国民に広がった。


縦と横が(ある意味)うまく機能することで、国家を一つにまとめ、国家総動員がなされた。

それは、縦の繋がりの”悪い部分”と、横の繋がりの”悪い部分”が機能してしまうことで、結果、窮屈な社会を生むことになった。

そしてそれは、現代にまで続いている。

僕がどうにも「繋がり」という言葉が好きになれないのは、

こうした悪い面による生きづらさを無視できないからだと気づきました。


というわけで、

江戸時代400年の”横の繋がり”というのは実際どんなものだったのか というのはとっても気になるところです。


それにしても、現代というのは、激動の時代なんだなぁ。。



ってわけで、今日はこの辺にしておきます。

では明日、よろしくお願いします。

土本自転舎

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