クリーン、グレー。

今日はあけび沢パンプトラックでレンタサイクルを貸し出しして、管理人は1日工房で作業の日でした。


いつもの「管理人が居る日」が「レンタサイクルがある日」に。


オープンとお昼ご飯の時しか様子を見ることができませんでしたが、楽しんでもらえて何よりです。

なんか、あけび沢パンプトラックでは、やりたかったことが高い純度で実現できたなぁと思っています。


子供の外遊びの動機。その片隅にマウンテンバイクがあるということが、とても嬉しいです。




マウンテンバイクの遊びが始まってからおよそ40年、今でもニッチなスポーツですが昔はもっともっとニッチで、僕が始めた当初およそ20年前も、クリーンな形でのマウンテンバイク遊びは、よほど車で遠くにでも行かない限りできず(もちろん当時の僕にはできない)、基本的にマウンテンバイクでの山の走行は、グレーな遊びでした。

クリーンな とは、人様の土地、山を所有者などの許可を得て走るということ。

対義語でグレーといいますが、それはもちろんクリーンの逆のことです。


要するに山に遊び場がないまま、乗り物と愛好家が増えていったのです。


だいぶ遊び場が増えてきた昨今とはいえ、今もそうした状況のところもあります。

上に書いたことで大体察しがつくと思いますが、僕もグレーで遊んでいた一人です。


グレーが基本にあった僕からすると、今やっているクリーンな活動は特別なことをやっているというイメージが未だにありますので、今日みたいに1日コースにレンタサイクルを置いた、ただそれだけのことなのにこうして書いているわけです。


今の子供たちはというと、

地域にもよると思いますが、クリーンな形でのマウンテンバイク遊びが普通の子たちなので、クリーンが何も特別なことではないだろうと思います。


クリーンが特別なことではない という環境を提供し続けていきたいです。

クリーンだからこそ、遊ぶ人が増えるのだと思います。


マウンテンバイクがクリーンな形で楽しめるフィールドはこれからも増えていくと思いますし、クリーンを目指した小さな活動が日本各地で起こっている現状です。

そんな各地で起こっている活動には、必ず子供たちの姿があると思っています。


自転車、スポーツサイクル全般でそう言えますが、まだまだ交通の除け者であることは確かです。

除け者でなくなる世の中になるのがいつなのか、本当にそんな時がやってくるのかは全くわかりませんが、おそらくその頃にはたくさんの自転車愛好家が年齢的にリタイアし、僕も歳を取り、その代わり今こうして遊んでいる日本中の子供たちが大きく、たくましくなっていることでしょう。


その子たちが大きくなって、もしその時も自転車を好きでいてくれたら、冥利に尽きます。


まぁ、長文の割に内容に整合性があるような無いような なのは、マウンテンバイクのクリーンな環境というのは果たして何をゴールとしているのか がまだよくわかっていないからかもしれません。


どこの山でも走っていい なんていう日が来るとは今のところ思えないけれど。

ゴールがわからない なんてのも、兆しが見えてきたらまた考えも変わってくるだろうと思っています。



まぁこんなことを思ったわけですが、写真を改めて見てみると、

カオスです。どういう順番で走っているのかよくわからん笑笑


まぁでも、一見すると大人にとってはカオスですが、子供たちは友達同士なのでうまくやっているのでしょうね。子供たちからするとカオスじゃないのかも。


まぁでも来年からはコース走行の簡単なルールを決めようかな。

一人ずつ走る、とかそんな程度の。



他の日本中の、いろんなクリーンなコースでマウンテンバイクを楽しんでほしいから。


豊田市稲武の自転車屋 土本自転舎

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